"> ');

*切花として使える素材かどうか

    こちらのブーケに使っている
    ちょっと個性的な葉物アイテム
    ネオレゲリア
    観葉植物の鉢物としての方が
    なじみがあると思う


    こちらの「ホヤ」も
    同じく
    観葉植物として
    鉢物でよく流通している
    つるもの

    今回の画像のウェディングブーケで
    この二つの葉物を
    鉢から切って使っている

    切花で流通している素材だけでなく
    鉢物から切って使ったり
    いろいろな方面から
    イメージに近い素材を探す
    視点は
    じつはとても大切。


    デザインの幅が広がり
    独特なニュアンスが表現できたりする

    しかし
    それには要注意なこともあり!

    切花として
    お水が吸い上げづらい素材があるから


    吸い上げづらいどころか
    根からでないと
    全くと言っていいほど
    吸水できない素材もある

    例えば
    この
    マダガスカルジャスミン
    これは
    つるにお花がついてて
    とてもいい雰囲気なんだけど
    長いつる状の茎の状態では
    吸水ができない。

    このように
    ひと花ずつじゃないと
    吸水できなくて

    切ってからすぐお水に入れていても
    ものの数時間で
    しょよーんってなってしまう。。。

    先日、ウェディングブーケに使おうと
    白い小花を探していて
    あ、ジャスミンいいかも・・・って
    実験してみたら
    全然だめで
    3時間後くらいに
    見事にお水下がった・・・・

    確かに
    切花の市場で出荷されてる
    マダガスカルジャスミンって
    ひと花ずつ
    パックに入ってる
    よな・・・
    っていやな予感してたら
    大正解wwww

    そうなってるってことは
    長いとお水上がらないから
    なんだよね!


    その素材の特徴もよく見極めながら
    であれば

    鉢物から切ってみたり
    これ使えるかな・・

    という視点で
    幅広くとらえてみるのも
    大切なこと。

    生産者の人いわく
    切花を出荷するときの
    切り方も大事な工程
    なんだって

    長くなっちゃうので
    その話は
    またの機会にw

    日々
    学び♡


      ABOUT US
      Tomoko Ishihara
      石原智子 愛知県名古屋市在住。 お花のセレクトショップAtelierBRAZO(アトリエブラッソ)オーナー。 生花販売、フラワーレッスン、ウェブショップ運営を主軸として、ドライフラワーオーダー制作、アーティフィシャルフラワーブーケ制作等、クオリティの高いフラワーデザインを提案するお仕事をしています。 お花屋さんの仕事をして32年。 その間に実践で培ってきたお花の扱い方、管理方法、飾り方のコツ、フラワーデザインってものをもっと身近に感じていただけるような記事書き綴ります♪ (投稿内容は私のフローリストキャリアから蓄積した個人的見解です。皆様の参考になりますよう細心の注意を払って書いておりますが、人により様々な理論や考え方がありますので、読者の方ご自身の判断にてご理解いただきますようお願いいたしますm(__)m)