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花束のコツ!スパイラルの考え方上級編

    花束って
    スパイラルに作るのがあたりまえで
    綺麗な回転方向で
    綺麗に広がって
    それがベスト!!!
    って
    気がするじゃないですかw

    それって
    本当だろうか・・・・

    もうちょっと
    お花寄りに
    考えてみてもいいんじゃないかな

    って
    頭をすこーし柔らかくしてみるw

    まっすぐな茎のお花だけの場合だったり
    まん丸のあんまり変化のない
    ラウンドスタイルなら
    もちろんスパイラル法が
    いちばんきれいに出来上がると思う

    でも
    お花が曲がってるのが多かったり
    変なところで分かれてるのあったり
    でも
    これを優しく束ねたいなって時とか

    草花が
    好き勝手な方向に流れがあるシルエットが
    かえっていい味出してて
    そのまま生かしてあげたいなと思ったり

    そんなときもあるわけで

    生花だったら
    もうちょっとお花に
    気持ち寄り添ってみてもいいんじゃないか
    と思う

    なぜスパイラルなのか
    花束ってなぜその組み方するのか


    ふんわり空間を作るため
    支点で止めて
    デザインを維持するための
    方法

    なら
    止まればいいんだよね

    その空間保ちながら
    茎も傷めず
    デザイン出来て

    その形をキープできればいいんだよね

    じゃあ
    どうしたらいいか?

    スパイラルに組みながら
    茎の状態よく見てみよう

    柔らかい茎とか
    折れちゃいそうなくらい華奢な茎とか
    太い硬めの枝とか
    手の力を抜いて組んでみて


    つぶれそうな茎は
    できるだけいちばん外側に来ないように
    したり
    (折れちゃうからね)
    お花が自然に向く方向を優先してみよう
    自分がレイアウトしたい場所ではなくて
    お花が行ってしまう方にお花を置いてみよう

    初めはなかなかうまくいかないと思うけど
    なかなか形が定まらないかもしれないけど

    スパイラルをベースとした
    花束の作り方として
    頭に置いておいて損はないと思う

    とにかく手の力を抜いて
    強く握らない
    そして
    お花の声を聴く

    抽象的で
    わかりづらいかもだけど・・・
    いつかきっと
    あっ・・・て
    腑に落ちてくれる時が
    来ると思う

    みなさんの花束が
    優しくお花が輝く花束に
    出来上がりますように


    そして
    作り手が気持ちよくなれる花束
    出来上がりますように♬

    そんな花束が
    人を感動させる♡


    ちょっとベテランの域の
    花束の考え方のお話
    でした♡

      ABOUT US
      Tomoko Ishihara
      石原智子 愛知県名古屋市在住。 お花のセレクトショップAtelierBRAZO(アトリエブラッソ)オーナー。 生花販売、フラワーレッスン、ウェブショップ運営を主軸として、ドライフラワーオーダー制作、アーティフィシャルフラワーブーケ制作等、クオリティの高いフラワーデザインを提案するお仕事をしています。 お花屋さんの仕事をして32年。 その間に実践で培ってきたお花の扱い方、管理方法、飾り方のコツ、フラワーデザインってものをもっと身近に感じていただけるような記事書き綴ります♪ (投稿内容は私のフローリストキャリアから蓄積した個人的見解です。皆様の参考になりますよう細心の注意を払って書いておりますが、人により様々な理論や考え方がありますので、読者の方ご自身の判断にてご理解いただきますようお願いいたしますm(__)m)