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お花の水上げ方法

    お花屋さんが、
    市場でお花を仕入れてから、
    店頭に並べる下準備のような作業

    水上げ。

    根っこを切られて、
    包みだけで運ばれてきたお花たちが
    元気にお水を吸えるようにする工程

    水に入れれば
    勝手にお水を吸ってくれるとは限らなくて

    生命力の強いお花は
    お水に突っ込むだけでも大丈夫だけど、
    そうではないお花や枝ものもたくさん。

    むしろ
    すぐにお水を吸えない植物の方が多い

    まず、どーんとこんな感じに入荷。

    洗面台やバケツに
    お水を溜めて

    お水の中で茎を切る

    これが水切り

    とにかく水切り

    お花いっぱい入荷したときは
    こんな感じに切った茎がいっぱいになるww

    これね
    最初のころ、
    少しずつ手で拾ってたんだけど
    めちゃ手間かかるからww

    100均で
    熱帯魚用の網買った!
    これめっちゃ便利ww

    市場にいる博学なおじいちゃんの話によると、
    水の中で茎を切る水切りは、理論的に正しいことが証明されてるが、
    湯上げ(お湯で茎を煮沸消毒してお水を吸わせる方法)とか、
    焼き上げ(茎を炭状にする方法)に関する論文はないそうだ。

    科学的根拠があるのは
    水切りだけなんだって。

    それを聞いてから、
    私は頑なにおじいちゃんを信じてw
    丁寧に水切りをこまめにするようにしてる。

    今のところ、
    大概のものは
    水切りでしっかりお水を吸ってくれる

      ABOUT US
      Tomoko Ishihara
      石原智子 愛知県名古屋市在住。 お花のセレクトショップAtelierBRAZO(アトリエブラッソ)オーナー。 生花販売、フラワーレッスン、ウェブショップ運営を主軸として、ドライフラワーオーダー制作、アーティフィシャルフラワーブーケ制作等、クオリティの高いフラワーデザインを提案するお仕事をしています。 お花屋さんの仕事をして32年。 その間に実践で培ってきたお花の扱い方、管理方法、飾り方のコツ、フラワーデザインってものをもっと身近に感じていただけるような記事書き綴ります♪ (投稿内容は私のフローリストキャリアから蓄積した個人的見解です。皆様の参考になりますよう細心の注意を払って書いておりますが、人により様々な理論や考え方がありますので、読者の方ご自身の判断にてご理解いただきますようお願いいたしますm(__)m)